槙田の暮らし

日々のこと、お金のこと、借金を返済して美しい生活を目指しています。大きな子供の夫さんと息子くんの3人暮らしです。

今更振り返る、怒涛の2022年。

はじめに

 

 2023年もあと残り数ヶ月のこのタイミングで、約1年ぶり(!)の記事投稿。ようやく自分の中で折り合いがついたので文章にしようと思った2022年のあれこれ。

 

(思えば、去年は本厄だったんですよね。
厄払い行っておけば良かったなぁと今更ながら後悔してますが。過ぎてしまったものはしょうがない。)


 とにかく、とにかく。
ことの起こりは、このブログの記事を投稿してから、数日後。

 

 たまたまご縁があり、新築一軒家を購入できるかもしれないというお話が我が家に舞い込んできました。
浮かれに浮かれる私。


 
 ローン審査に入る前から間取りを見ては、「あそこに、こんな家具を置いて〜」「あ、ここにはこれを置こう!」「観葉植物を飾るのもいいよね」なんて妄想は膨らむ一方。


 
 このブログも、一軒家の素敵な暮らしを書き綴る方向性にシフトチェンジだ!なんてことを考えておりました。今思えば、あれです。B級ゾンビ映画の序盤みたいな。

 

 

 そして訪れたのは、タイトルにある通りの怒涛の日々でした。

 

 

 

夫さんの秘密

 

 夫婦といえど、他人ですから。秘密のひとつやふたつあるだろうことは承知の上の結婚生活。でもね、やっぱりいま振り返ってもショックな出来事です。

 

 なんと、

 夫さん、会社を辞めていたのです。

 

 まさに晴天の霹靂。

 発覚したのは、ローン審査申し込みまであと数日というタイミングでした。

 

 家を買うぞー!と私が突っ走ってる時、夫さんは必死にコソコソ就活中だったらしいのです。(でも全然決まらなかった。)

 

 私が、夫さん退職の事実を知った時、既に退職してから約1ヶ月が過ぎていました。

 

 駆け巡るのは、「いってらっしゃい!」って会社に送り出していた日々。この1ヶ月間、全部嘘だったの?!と頭にカーッと血が昇りました。子供にも聞かせられないくらいの罵詈雑言を夫さんに浴びせたのだけは、なんとか覚えています。

 

 なにが1番悲しかったかといえば、仕事を辞めたことではなくて(それも辛いけど)、そんな大事なことをすぐに教えてくれなかったことなんですよね。この出来事を通して私の人間不信に拍車がかかり、いまだに辛いのは割愛するとして。

 

 結局、その程度の夫婦仲だったんじゃないの?なんてお叱りはごもっともです。正直「離婚」の文字も思い浮かびました。

 それでも私たちは、夫婦としての関係を継続するという選択肢を手にとり、今に至ります。

 

 

そして私が学んだこと

 

 一連の出来事を「2022年 槙田家マイホーム購入未遂事件」と名付けるぐらいには、自分の中でこの過去に対して折り合いをつけることが出来ました。でもまだ1年しか経ってませんから。新築のお家を見ると「いいな〜」と思う気持ちがないわけではありません。正直に言うと、めちゃくちゃありますよ。

 でもしょうがないですよね。

 

 今後、我が家の家計簿も公開できる範囲で記事にしていくつもりですが、正直にお話するとそれまでかなりのどんぶり勘定で貯金なんてほとんどありませんでした。カードローンの返済も奨学金の返済も車のローンもあります。純資産は、はっきり言ってマイナスです。

 

 そんな家計なのに、家を買うなんて無謀だったから、きっと神様が止めてくれたんだなって思うようになりました。(都合いい時だけ神様を持ち出す無宗教者)

 

 いまの賃貸のお家で、生活は事足りているし、家族3人健康ですし、息子は楽しそうに小学校に通っていて、なにをずっと不満に思って他人を羨ましがっていたんだろう。

 

 そんな風に、「いまある生活」に気持ちのピントを合わせることができるようになりました。

 

 私はこれからもブログを書き続けるけど、きっと日々の小さなことばかりになるでしょう。でもそれでいいかなって、思うのです。

 

 

 きっとこれからも、2022年を忘れない。

 自戒を込めて。